今回記事は2025年始の愛媛しまなみ遠征記録。
年中 日本各地に秋田から遠征している。
気になるのは釣果だけでなく、遠征費用も興味を持っている方も多いと思う。
その辺も合わせて記事にしていきたいと思います。 ※記事の最後に記載しています。最後まで読んでね♡
愛媛には過去二度 訪れている。
1回目が2023年 5月
2回目が2024年 2月
どちらも「良くない時期」とのことだった。
その情報源はもちろん愛媛の寺岡寿人。
今年からBlueBlueアドバンステスターになり BlueBlue内でも物凄い勢いの男である。
「物凄い勢い」というのは色んな意味で(笑)
地元を知り尽くした彼の言うことを素直に聞く。
絶頂のタイミングは年末年始デェス!
とのことだったので、今回は年始に愛媛遠征を組んだ。
確かに年末は昇天するぐらい調子が良かった・・・
とのこと・・・
2025年初めに愛媛で昇天するはずだった・・・
・・・
・・・
・・・
詳しくは、後ほど・・・
今回は車じゃなくて公共交通機関を使っての移動。
飛行機で秋田→羽田→松山空港 レンタカーを借りて、今治を経由し しまなみへ。
そんな移動経路。
まあまあの長旅だ。
でもね。
遠征ってこの移動もまた楽しんですよね。
年中出張や遠征で飛行機に乗ってるので、飛行機移動はそれほど楽しくなくストレスを感じることもあるが、現地の車移動や現地飯発掘など釣り以外の楽しみが多いのも事実。
個人的には遠征時 釣果はそれほど求めていない。
もちろん 開拓や挑戦的な遠征もやっている。
玉砕して凹んで帰ってくることの方が多いくらいだ。
でもね。
そこから得れる「経験値」は、何事にも変え難い。
この経験を得るために遠征に出掛けていると言っても過言ではない。
今回は完全に人に会いに行く遠征。
そう。
寺岡寿人と⚪︎⚪︎⚪︎話をしにく旅だ(笑)
というのは半分冗談で、過去二度訪れていて瀬戸内の激流をまだまだ攻略出来ていない。
攻略したい・・・
そんな思いから、彼にアポを取ったら二つ返事で「楽しみましょう!」と帰ってきた。
ほんと 良い漢だ(色んな意味で)
年始早々 押しかけるように行ったんだけど普通に接してくれる。
これ なかなか出来ることじゃ無いですよ。
迎え入れる方もそうだけど、押しかける方もなかなか出来るもんじゃ無いですけんどね(笑)
ご家族の迷惑にならないように配慮し、お邪魔した。
初日 1月2日(木) 秋田発7:30の飛行機に乗り 待ち合わせ場所に到着したのが14:06
本来ならばいつもの「蛇口からみかんジュース」をやりたかったんだが、いつもの道の駅が正月休みでやれなかった。
これは誤算だった・・・
愛媛旅のスタートのネタとしてあれをやりたかったんだが・・・
寺岡家の近所の待ち合わせ場所で集合し 寺岡家へ。
軽く打ち合わせし潮待ちしてポイントへ移動。
険しい道を掻き分けポイントへ到着し、レクチャーを受ける。
アドバイスが的確で分かりやすい。
その通り実践したら、まずは真鯛がヒット。
激流に揉まれながらも足元まで寄せるも抜き上げでバラす^^;
なんとも幸先が悪い。
ちょい移動した先で、今度は強烈にひったくられるBlooowin140S
いつものフルフッキングをかましたが・・・
ライン号数を間違っていて無念のブレイク。
2号のつもりで合わせたが、実際は1.2号だった。
この後も続けたが、ちょいちょい反応はあるものの乗らずのバイトばかり・・・
この時点で首を傾げる寺岡さん。
「渋いかも・・・」
そんな言葉がポロリ・・・
ずーっと思うこと。
俺 自分のことを磁石だと思っている。
魚もそう。
俺がN極なら魚もN極
そんな気がする。
これは遠征だけでなくロケもそう。
どんなに近づいても一定距離で魚は離れていく。
どんなに良い道具や技術を持っていても 魚が離れていくんじゃどうしようもない。
逆にロケ時の天候。
俺はN極 悪天候はS極。
相性抜群に秋天候を引き寄せる(笑)
これ 寺岡さんも似たような境遇。
そう。
持ってない漢二人の釣行なのである(笑)
こんな感じで初日の夕まずめのタイミングは終わった。
次の潮待ちするために一度休憩し、22:30から再始動。
今回遠征のメイン釣行になると思われた。
早速 ポイントに行くが先行者。
恐らく帰るだろう・・・
と 潮待ちしながら待っていると戻ってきた。
寺岡さんがコンタクを取ると隣でやらせてもらえることになった。
今にも魚が飛びついて来そうだったが・・・
思いの外反応がない。
困っちゃうほど反応がない。
「やっぱり渋い・・・」
そんな言葉がポツリ・・・
やっぱり 渋いようだ・・・
まじで渋かった。
前回来た時も行ったポイントだった。
前回はもっと簡単に魚が出た。
でも ほんと渋かった・・・
どんどんルアーサイズを下げていき・・・
Blooowin125Fまで下げて、ようやくヒット。
Blooowin125F(房総サンセット)※ふるさと納税返礼品らしい・・・
ようやく遠征一本目^^;
まあまあ苦労した・・・
この後も朝までいろいろ回ったが・・・
不思議なくらい反応がない・・・
とのこと・・・
それだけ渋かった。
夜明け直前に休憩に戻り・・・
寝たのが1/3の6:00くらいだったと記憶している。
目覚めたのが・・・
6:54。
これは時計を見たので明確に覚えている。
なぜ 目覚めたかというと・・・
強烈な下腹部の違和感。
これはマズイ・・・
非常にマズイ・・・
と 飛び起き レンタカーに飛び乗ったが フロントガラスが凍結!
速攻で出発出来ずモジモジする48歳おっさん(笑)
なんとか強制解氷し近くの道の駅へ駆け込み難を逃れた・・・
再度戻り、仮眠を取ろうと思ったが、一度起きると寝れないのである。
遠征先でも発揮してしまい・・・
目がギンギンのまま 隣の島の温泉へ。
ここで凄まじい光景を目の当たりにした。
浴槽に入っていたら白髪のご老人が入浴してきた。
ふとあるところの目が行き・・・
三度見^^;
二度見はよくするけど 三度見はなかなかしません(笑)
それだけ凄まじい光景だった・・・
⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎が異常なデカさだった・・・
眠かった目が一気に覚め・・・
愛媛やべー
と 呟きながら温泉を後にし・・・
軽くご飯を食って 再度寝床へ・・・
軽く寝落ちして寺岡さんと再度合流。
夕まずめのポイントに行って潮待ちしつつ スタート。
開始1時間程度で、今回遠征で一番の重量感があるヒット!
ルアーはBlooowin140S
こいつはバラさんぞー
と 強引に寄せるが・・・
寄せれば寄せるほど行っちゃいかん方向に行く魚。
叩くような感触。
良型の真鯛だろう。
強引にリフトすればするほど下に入る。
ラインが根に触れる。
即ベールを返しテンションを抜く。
これで普通なら動きを止め沖に行くんだが・・・
ここは激流の瀬戸内。
流れに押されどんどん磯際に入り・・・
何度か目の攻防で、根ズレで・・・
無念・・・
デカかった・・・
悔しい・・・
あの時こーしてれば・・・
あの時あーしてれば・・・
たらればを言ってもしょうがない。
でも 悔しい。
獲れる魚だった・・・
魚体を一瞬見ているだけに・・・
9
8
4
1
悔しい(笑)
ここでまた険しい道を進み、別のポイントへ。
ここは以前来たことのあるポイント。
なんとなく攻略法はわかっていた。
あそこに入れて 姿勢を戻し 潮の流れに任せ漂わせる・・・
・・・
・・・
・・・
どすん!
ようやくまともサイズ^ ^
この後も小型を追加していく。
その ヒットした瞬間は大体・・・
⚪︎⚪︎⚪︎話中。
ここで誕生した・・・
⚪︎⚪︎⚪︎話メソッド!
⚪︎⚪︎⚪︎話かもしれないし・・・
⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎話かもしれない。
どちらも同じ意味だけどね(笑)
伏字の詳細は想像してみてください・・・
反応が途絶えてきても・・・
おっさん二人。
⚪︎⚪︎⚪︎話をしだすと突如 反応が出始める。
これ 全国で実証済みです(笑)
真面目に釣りばっかしてても飽きて来ますからね。
たまには雑念も^ ^
こんな感じで、夕まずめから夜のタイミングは一度切り上げ・・・
深夜の下げのタイミングへ。
1/4 1:00再度出発し ポイントへ。
じっくり ⚪︎⚪︎⚪︎話をしながら・・・
まだまだ釣ったような気がするけど、この辺で(笑)
こんな感じで新しいメソッドも誕生し、サイズには恵まれなかったが、気持ち良く(色んな意味で)撤収し、仮眠へ。
疲れていたのか、結構寝れた。
この日の夜は今治市内に宿をとっていたので、日中から夕まずめくらいまでの釣行。
過去入ったことのあるポイントに行った。
が、潮止まりということで雰囲気が無い。
でもね。
魚は居る。
確実に居る。
ということで、秋田で通用している攻め方をしてみた。
秋田は干満差が春のMAXでも30cm程度しか動かない。
この日の潮位差は3.5m程度。
ん?
簡単に書いたが、11倍以上である。
潮どまり周辺くらいが秋田のMAXの流れ程度。
慣れている潮流だった。
真鯛やシーバスを狙う際 よくやるジョルティ22の使い方。
フルキャストし、テンションフォールかフリーフォールで沈める。
着底と同時に巻き始める。
イメージはタイラバ。
フォールで見せて追わせて着底と同時に巻いて食わせる。
こんなイメージ。
ちなみにフリッド125 90でも同じ攻め方で真鯛・青物・シーバスを釣ることが出来ます。
この日は真鯛だった。
何投下したら、明らかに食ってきたが、乗ったと思ったら即バレた。
まあまあの重量感だった。
それから数投・・・
今度はしっかり乗った。
真鯛特有の引きを楽しみ・・・
キャッチ!
狙い通りの魚はサイズ問わず嬉しいものです。
この後も日暮後まで頑張ったが反応なし。
ここで寺岡さんに凄い人を紹介して頂いた。
いろいろお話しさせて頂き、参考になる話ばかりだった。
物作りってやっぱり楽しいし、奥が深い。
そんな参考になる話ばかりだった。
新しい出会いに感謝です。
この後も日暮後まで頑張ったが・・・
相変わらずの渋さに潔く撤収としました。
日頃 一人でしか釣りに行かない。
黙々と釣りを楽しむのが楽しくてしょうがない。
それもそれで楽しいけど・・・
たまには⚪︎⚪︎⚪︎話をしながらの釣りも最高に楽しい!
そう感じた良き遠征でした。
そんな組み立てを陰ながらしてくれる寺岡寿人。
ほんと 良い漢です。(色んな意味で)
帰りたくない・・・
と 言いながら しまなみを後にし・・・
この日は今治市内泊。
近くには今治城。
特に興味はないが、綺麗だったので写真を撮ってみた。
数日ぶりにベットで寝れた。
お世辞にも新しいホテルじゃなかったが、旅の充実感からぐっすり寝れた。
最終日 1/5(日)は移動のみ。
まずは今治から松山のレンタカー屋さんへ移動。
のんびりドライブを楽しみ・・・
ガソリン満タンにし返却。
空港に行き荷物を預け・・・
保安場を通過し搭乗を待つ。
・・・
・・・
・・・
位置ものアナウンス。
約30分の遅れ^ ^
帰りも松山→羽田→秋田へ乗り継ぎで行く。
羽田発時間に余裕があったので、この時点では30分くらいなら気にしてなかった。
予定通り30分程度の遅れで、羽田に着いた。
松山を出発する前に羽田発の搭乗口を確認したら60番だった。
60番と言えば地方便にとってはありえない好条件。
やっとANAさんも地方便にいい枠を・・・
と 思っていたら・・・
やっぱりね。
羽田に到着しちょっとしたら通知が来た。
搭乗口変更のお知らせ。
60→47へ。
これを意味することは・・・
地方便特有のサテライト行き(笑)
そう 長い距離を歩かされた上にバス移動が必要。
地方にお住まいの方 これ 多いですよね?
俺は5回乗ると3〜4回サテライト行きかバスラウンジか一番端っこまで歩かせれます。
ちなみに夜遅く羽田着の便は大体サテライトに降ろされバス移動させられます。
これだけで30分以上のロスになります。
定刻通り到着しても30分以上のロス・・・
同じ航空運賃払っているのにこれはないですよね?
そんな ことを思うこの頃です。
今回は乗り継ぎまでに余裕があったので、難なく秋田便に乗ることが出来ました。
ひどい時は、人混みを掻き分けダッシュしたことも何度もあります(笑)
約45分遅れで秋田に到着し寒さにびっくり。
愛媛の同じ夕方の気温 10℃くらい。
秋田の気温 0℃
到着してすぐ愛媛に戻りたくなりました(笑)
こんな感じの2025年 一発目の遠征。
すこぶる楽しめました^ ^
☆ここからは皆さん大好きお金(遠征費用)の話☆
①秋田⇄松山の航空券 羽田乗り継ぎ ¥89,300
これはハイシーズン料金です。ローシーズンだと¥50,000を切る金額で行けます。
かなり前にチケット購入してもハイシーズンはこの料金です。直前予約だともっと高いです。
②レンタカー 4日間 コンパクトカー ¥20,988
これは事前に楽天で予約しておくのが便利です。
③ガソリン代 ¥1,621
寺岡さんにお世話になりっぱなしだったので、安く済みました。
④ホテル代(一泊) ¥5,400
寺岡さんにお世話になったので一泊だけホテル泊 本来ならばあと2万はかかります。
⑤食費 ¥3,621
全食コンビニやスーパーで済ませたのでこんな金額で済んでますが、店に行ったらこの5倍以上かかります。
概ねこんな感じの出費になります。
出費の大きいところはやっぱり交通費。
レンタカー含め11万以上かかっています。
いつもはこの金額と宿代を算出し自走で行くか公共交通機関を使うかを判断します。
今回は冬ということもあり安全と遠征に費やせる日数が短かったので公共交通機関を選択しました。
もし自走していたら、ETC・燃料代で7万程度で済みます。
宿も冬なら車中泊すればゼロ。
ただ 移動日数と無限の体力が必要です。
何より安全を優先すれば公共交通機関を選択することになります。
こんな感じで支出算出しながら年中 収支のバランスを考え遠征を計画しています。
片道800kmまでなら自走しちゃいますけどね。
今年もすでに遠征計画を4回組んでいます。まだ増えそうです^^;
その都度 費用を公開していきたいと思います。
遠征に行きたいけど お金かかるしな〜
そもそもいくらかかるかもわからない。
そんな方の参考になればと思います。
ちなみに片道300km程度なら遠征と呼ばないことにしています。
もし遠征って言っちゃうと毎週遠征していることになりますからね(笑)
では また明日・・・(-_-)
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