山口遠征三日目。
最終日は移動のみなので実質最終日。
この日は、10:00に吉岡君と合流予定。
その前に・・・
前日のやり残し?
いや 回収作業が先。
と 朝は前日と同じポイントに入った。
前日 海に落としてしまった三脚と照明機材。
これが無いと俺の釣りは成立しない。
写真撮影やら動画撮影が出来ないのである。
別に釣果だけで良いのなら、もしかしたらそのままにしたかもしれない。
でも ゴミを海にそのままにして秋田に帰るのも気が引ける。
しかも沈んでいる場所が見えているので、何とかしたくなる。
三脚の予備はあるが、照明機材他マウント等はこれしかない。
しかも結構 高価もの。
痛い出費はさけたいので・・・
待ち合わせより早めに現地に入り約1時間の徒歩移動を開始した。
この日の朝から尋常じゃない花粉症の症状が出始めてきた。
朝から異常に体が重く、顔や手は浮腫んでいた。
呼吸をするたびに鼻水が垂れてくる(-_-;)
天気は最高に良い。
波は絶望に近いくらいのベタ凪。
まあ何とかなるべ・・・
と 目的地に向かって歩き始めた。
道中 水中にぶち込む棒を探しつつ・・・
運よく希望の平らな板が見つかった。
これを持って歩くのもまあまあしんどかったけどしょうがない。
打っては移動を繰り返しつつ目的地を目指す。
岸寄りに良い感じの潮目が入り頑張れば出そうな雰囲気だったが・・・
全くの・・・
無。
だった・・・
これはきついな~
と 鼻水を垂らしながら目的地に到着。
記憶をたどり 三脚が沈んでいる場所周辺を見てみると・・・
・・・
・・・
・・・
あった!
前日よりさらに波が落ち、底まで丸見え。
早速 長い板を水中に突っ込みもぞもぞする。
でも 狙いは三脚の隙間に平らな板を滑り込ませそのままズリ上げる作戦。
何度かトライし・・・
救出成功!(笑)
残念ながら照明は壊れてしまったが、その他の機材は無事回収出来た。
何より 山口県の海を汚さなかったことに満足している(笑)
このタイミングで吉岡君からLINE。
予定より早く着いちゃいました!
ゆっくり 戻ってきてください!
とのこと。
急ぎ片付け慎重に引き返す。
約1時間後 駐車場に到着し・・・
次のポイントに案内してもらった。
が・・・
これまた険しい山下り&山登り。
既に10km以上歩いた後のおっさんにはなかなかハードな道のりでした(笑)
何とか立ち位置までたどり着き・・・
ひたすら投げ続けるが・・・
このベタ凪・・・
超ベタ凪・・・
ほぼ無風・・・
・・・
・・・
・・・
雰囲気皆無・・・
作戦会議をしたところ、やはり前日イルカが出現したエリアと別のベイトがワサワサいるエリアで魚が出ている情報をキャッチ。
そのエリアに移動することにした。
再度降りてきた崖をよじ登り・・・
この時点でフラフラ状態の46歳おっさん(笑)
一気に移動しチャンスは夕マズメ以降とのことで、ちょっとだけ現地の川を見たり・・・
どんなエリアなのか話しつつ時間を潰し・・・
いよいよ 本命ポイントに入った。
かなり遠くで水面がざわつき・・・
鳥もダイブしている。
これはチャンス!
沖のベイトが寄ってくるようにハンドパワーを送るが、逆に遠ざかっていく(笑)
やはり 強い念は逆効果になるような気がする。
そして・・・
極めつけは・・・
日没直後のゴールデンタイム。
そんなタイミングで・・・
イルカ出現!
余裕でルアーを投げて届く距離(-_-;)
もうね。
どんだけ持ってない男なんだろう???
こんな感じで、この日は肩を落としながら撤収となりました。
始まりから終わりまで、持ってない男全開だった。
これにて山口県遠征は終了・・・
暗くなったタイミングで、釣りは終わったが幸い近くに「どんどん」があった。
サクッと食って帰ろう・・・
食べ終わってから写真を撮っていないことに気付いて綺麗に食ってからパシャ!(笑)
飯は旨かったが・・・
超不完全燃焼な遠征だった。
これはいつものことのような気がするが・・・
今回は特に初日 到着直前まで爆釣状態。
到着すると シーン・・・
翌日からは超ベタ凪・・・
最終日はイルカ襲来・・・
もうね。
やんなっちゃいます(笑)
こんな感じに肩を落としながら宿に戻り荷物を部屋に戻って片付けようと台車を借りようとフロントに行って・・・
俺:「台車 お借り出来ますか?」
フロント:「台車 無いです!」
俺:「そーですか。じゃあ荷物送りたいんで伝票頂けますか?」
フロント:「着払いだけどいい?」
俺:「・・・」
俺:「もう 結構です・・・」
身も心もボロボロの状態で車に戻って荷造りしてると・・・
今度は、雨が降ってきた。
どんだけ 持っていない男なんだろうか???
いつもは整理してからぶち込むんだけど、詰め込めるだけ詰め込んで部屋に戻り・・・
ふて寝(笑)
翌日は移動のみ。
15:20発の飛行機だったので、下関経由で海峡をみて空港に行こう・・・
吉岡君曰く・・・
山口に来たら絶対食っていって下さい!
という 瓦そばを食う為に下関経由で山口宇部空港に向かうことにした。
前夜降り出した雨は朝には本降りになり・・・
移動はずーっと雨。
やはり 持っていない男なのである(笑)
それでも折角来たので、観光地と言われるところを回ることにした。
角島。
見よ!
このどんよりした空(笑)
2日前は最高の天気ですこぶる綺麗な景色だったんですけどね。
このあと 道の駅に寄っては見たものの・・・
特に買うものも無く・・・
折角 山口まで来たんだからなんか買っていこう・・・
そー言えば山口県の旅なんとかクーポンで5000円もらったんだ・・・
使い切ろう!
と 意地でも普段買わないお土産を購入。
下関を目指して雨の中 移動。
この時ちょうど WBCの準決勝が試合中で音声を聞きながらの移動だった。
後半まで負けていてダメだろう・・・
と 一度配信を切り運転に集中。
念願だった関門橋も見れた。
あとは 瓦そばなるものを食うだけ!
事前に頂いたアドバイスでは、11:00にはお店に行った方が良い。とのことだった。
と言うことで10:50には店の前に行き、順番待ちの用紙の一番上に記名し開店を待った。
その間もWBCを観つつ・・・
レジの横にクーポン使用可能。と書いてあったので一番高いやつを食ってやる!
と 意気込んで一番乗りで席に座り 一番高いセットを注文
これね。
マジで旨かった。
この蕎麦にうな茶というひつまぶしみたいなものもセットになったものを注文。
まあまあ 高額なセットだったが、クーポン利用なので全く気にならなかった(笑)
そばを食い終わるころWBCが大盛り上がり。
ずーっと アマゾンプライムで観てたけど逆転の瞬間突然フリーズ(笑)
その間 お店の中で歓声が上がっていた。
もしかして負けたのか?
フリーズ解除され動画が再生されると日本の選手がハイタッチしている。
もしかして勝った?
うん。勝ったね(笑)
世紀の瞬間をフリーズで見逃すという失態。
どこまで持っていない男なんだろう(笑)
こんな感じで山口グルメを堪能し、空港へ。
吉岡君が雨で釣りに行かないので、暇なので空港行きます!
とのことで わざわざ お子さんと一緒に見送りに来てくれた。
来年リベンジを約束し、お別れした。
飛行機に乗ってしまえばあっという間に秋田に着く。
いつも通り乗り継ぎ便。
だったんだが・・・
ここで事件発生。(事件と言うほどのことでもないけどね(笑))
山口→羽田→秋田はANAで予約してたけどスターフライヤーとのコードシェア便での移動だった。
乗り継ぎに慣れている人は分かるだろう。
この時点では俺は知らなかった・・・
俺がいつも予約しているのはANA
ANAは羽田空港では第二ターミナル。
スターフライヤーは第一ターミナル。(JALと一緒)
分かりますよね?
そう 山口→羽田で、おろされたのは第一ターミナル。
今回 羽田発の時間まで1時間程度の余裕があった。
ちょっと長いな~
と 思ってはいたが・・・
いつも通り、搭乗口を確認し余裕をこいていた。
どんどん進む時間。
異変に気付いたのは定刻の40分前。
ん?
おろされたターミナルに70番登場口が無い!
そう言えば、スタッフもみんな赤色が入っている制服を着てるぞ!?
ANAは青が入っている。
ん?
もしかして・・・
と 周囲を見渡す。
ここでやっと気づいた。
ここ 第一ターミナルだ!(笑)
この時点で、定刻まで35分。
ヤバい!
第一ターミナル→第二ターミナルへの移動は京急線の脇の連絡通路をくぐって約15分ほどかかる。
第二ターミナルに到着して、保安検査場を通るまで15分。(最近込み合っているので実際はもっとかかる場合が多い)
保安検査場を通ってから70番登場口まで490m。
残された時間は35分。
どう考えても間に合わない!
ヤバい!
これは走るしかない!(笑)
猛ダッシュで連絡通路炉走り抜け・・・
激混みの保安検査場を職員の方に事情を話し、通してもらい・・・
なんとか出発の5分前に70番登場口に到着。
昔 東京出張が多かったときはよくこんな感じに羽田空港内を安全を確認しつつ走ったもんだが、それも15年前くらいのこと。
それ以来の羽田ダッシュは、体に悪すぎる(笑)
膝がガクガクの状態で、機内の乗り込み・・・
・・・
・・・
・・・
爆睡(笑)
こんな感じに最後の最後まで踏んだり蹴ったりの遠征だったが・・・
それもまた遠征の楽しいところ。
特に今回は釣果では満たされなかったが・・・
山口グルメには大満足だった。
どんどん 瓦そば 最高です(笑)
釣りの方は体が元気なら来年必ずリベンジしに行きたいと思います。
そして、色々サポートしてくれた吉岡君・山本君には感謝しかない。
実際 釣らせてもらってないけど(笑)
でも 彼らのアドバイスが無ければ魚にすら近づけなかったと思う。
お二人 ありがとう!
そして また来年!
では また明日・・・(-_-)
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