前日の釣行の続き・・・
まずはこちらを読んで頂けるとより今回の記事を楽しめると思います。
前夜 なんとかシーバスをキャッチ出来た。
が、今回遠征のメインターゲットは、実はシーバスでは無かった。
前日は移動とナイトゲームがメイン。
この日は5月2日。
終日 釣りが出来る。
最終日4日は移動日で釣りは出来ない。
よって、残すところ2日と3日の二日間となった。
この日も寺岡さんは仕事で、一人で行動することになった。
潮の動きの関係で、お昼頃からの釣りになる。
じゃあその時間までは、のんびり観光でもするか・・・
と 宿を出発したのは良いが・・・
・・・
・・・
・・・
ほんと何も無い島なのである。
それが良い所なんだが・・・
ほんと何も無かった(笑)
それはそれで、なんの不満もないが穏やかな海を眺めながらのんびり時間が過ぎていった。
毎日激務と釣りに追われ息つく暇なく動き回る毎日。
同じ時間のスピードで経過しているはずなんだが、恐ろしくゆっくり時が進んでいるんじゃない?
そう感じた。
それだけのんびりした時間を楽しめた。
島でまともに食材を購入出来るスーパーも限られていた。
軽く飯でも食って釣りに行くか〜
と 立ち寄ってみたが、食いたいものが見当たらず・・・
秋田から持ってきたカロリーメイトをポリポリ食いながら釣り場に向かった。
寺岡さんから指定された場所と時間に行くと、聞いていた状況そのものだった。
いとも簡単にアドバイスしているように感じるが・・・
実は、現場に通い込まないとなかなか出来ないこと。
ほんと感心する。
そして 聞いていた通り・・・
恐ろしく流れる海。
これは北東北出身者には理解出来ないと思う。
青森県竜飛岬。
男鹿半島の入道崎。
等々 北東北にも潮の走るエリアは存在する。
でも ゴーーーーー!
と 唸りながら三角波を立てながら流れるエリアは無い。
感覚から言って、雄物川の平尾鳥エリアの流れと同等の流れが海で発生しているのである。
恐怖でしかない。
こりゃ流されると大変だ・・・
と 再度安全第一で釣りをしよう。
そう決めて、言われた通りルアーを投げ込んだ。
が・・・
投げ込むこと3時間。
全くの無反応なのである。
いや デカいボラは釣った(笑)
ちゃんとガチペン130を食ってきた。
それはどうでも良いが本命が出る!
と レクチャーしてもらっていたが、全くの無反応だった。
これは俺の経験不足。
申し訳なく思いながら、時合と言われていた時間が過ぎて行った・・・
再度 仕事終わりの寺岡さんと合流することになったが、それまで時間があった。
一度宿に戻り、カロリーメイトをポリポリしながら体力の回復に努めた。
夕方。
再度 合流し、良いタイミングで良い場所に入った。
ここでも 言われた通り投げた。
投げまくった・・・
が・・・
・・・
・・・
・・・
やはり 反応が無かった・・・
寺岡さんも・・・
おかしい・・・
そう 言っていたのが救いだった。
いや 俺に気を使ってそう言ってくれていたんだろう。
そんな 気遣いも出来る良い男なのである。
期待の夕マズメも不発に終わり、深夜の潮のタイミングに再度別のエリアに入ることになった。
再度 0:00集合を決め一度解散。
宿に戻りカロリーメイトをポリポリしながら寝落ち。
再度集合場所に行き激流にルアーを投げ込むとなんとか反応を得れた。
が・・・
乗らないのである。
やはり おかしい・・・
この日の朝マズメは、ほぼ確で魚が出る!
そんなポイントに入った。
そろそろ流れが効き始めます。
あと 数分後です。
と 全てのアドバイス通り状況が変わっていった。
この辺は流石である。
言われる通りルアーを流し込むが反応が無かった。
あと数分後 絶好のタイミングです!
と言った数分後・・・
「最悪です・・・」
「船来ました・・・」
なんと 陸から狙っていたピンポイントの真上に恐らくボートシーバスの船が静かに近づいてピンポイントの真上を通過し・・・
ルアーを投げ込み・・・
何度も船を流しスクリューでかき回し・・・
魚を釣らないで帰っていった。
要は、ポイントを荒らすだけ荒らして帰っていったのである(笑)
そうこうしていると陽が昇り・・・
やはり 俺は持っていない男だ・・・
と 再認識(笑)
ここで 再度解散し・・・
最終日が本番です!
99%の確率で本命が出ます!
そんな心強い言葉に期待は膨らむばかり。
再度 宿に戻り・・・
寝落ち。
からの・・・
12:00再度 集合場所で合流し・・・
本命ポイントに入った。
この日は大潮初日。
明らかに前日までと違う海況だった。
凄まじくうねりながら流れる海。
もはや川の激流を超えていた。
凄まじい流れだった。
正直恐怖だった。
地元の人にとってはこれが普通なんだろう。
でも 干満差の少ない北東北から来た人間にとっては恐怖でしかなかった。
潮位を確認しつつ、本命ポイントに入った。
丁寧にレクチャーしてくれている寺岡さん。
・・・
・・・
・・・
でも 実は・・・
ほとんどが、卑猥な話で盛り上がっていたような気がする(笑)
我々年代なんてそんなもんだろう(笑)
そして 彼の言う通り刻々と変わる海況。
その通り攻め方を変え・・・
なんとな~く あの辺だろう。
という潮と潮が交わり三角形のヨレが形成されていた。
そこにスカーナッシュ140Fを流し込み・・・
・・・
・・・
・・・
ドスン!
と 重量感が乗った。
そして 叩くような感触。
一瞬青物も脳裏をよぎったが・・・
本命であってくれ!
と 願いながら強引に寄せ・・・
背後で・・・
「真鯛や!」と言う寺岡さん。
俺も同時に確認した。
よーし!
強引にズリ上げ!
これを釣りに来たんだ・・・
しまなみシーバスに引き続き・・・
本命のしまなみ真鯛もキャッチ!
安心した・・・
嬉しかった・・・
年間数多くの魚を釣るが・・・
やはり 遠征で見知らぬ土地で釣る魚はすこぶる嬉しい ^^)
この後も同様に狙うが・・・
やはり 反応が悪い。
とのこと。
おかしい・・・
そう 言う彼。
この言葉が次のポイントで確信に変わった。
夕方 短時間勝負のポイントに入って反応を得たが・・・
やはり 乗らなかった。
「やっぱり 渋いですね~ オフショアの青物も全然ダメなんですよ~」
そんな話をしていた直後!
「あそこ! スナメリや!」
なんと 山口遠征ではイルカ襲来!
愛媛遠征ではスナメリ襲来!
ほんと 持っていない男だ(笑)
スナメリが入ると極端にシーバスや真鯛の反応が悪くなるとのこと。
遠征期間中 魚の反応の悪さは恐らくこれが原因だろう。
その言葉に救われた。
そして 潮が満ちてくるとと共に今回の遠征は終了となった。
この後は色々お話しし・・・
再開を誓い宿に戻った。
ここからが遠征の戦争の始まり。
遠征期間中 使いまくった釣り具の潮を洗い流し・・・
ある程度乾かし・・・
BOXに詰め込み・・・
宅急便の手配をして家に送り・・・
爆睡!(笑)
翌日は移動のみ。
実はここからも楽しみがあった。
レンタカー屋さんに車を返しに行かなきゃいけないのである。
その前に愛媛に行ったら絶対飲もう!
と 決めていた蛇口からみかんジュース(笑)
空港にしかないと聞いていたが、道中の道の駅で発見!
空いている時間だったので、動画まで撮れた(笑)
こんな感じで、最後はレンタカー屋さんに行き、楽しくお話しし・・・
ここでも再開を誓い、秋田へ無事に帰ることが出来ました ^^)
毎回そうだが・・・
やはり 遠征は楽しい。
楽しいと共に見知らぬ土地での釣行はアングラーとして経験値が格段に上がる。
今回は特にそう感じた。
あの激流の海。
あの状況下で釣りをすることは、恐らく東北のアングラーは経験出来ないだろう。
ほんと 良い経験させてもらった。
寺岡さんには感謝でしかない。
「また 来てください!」
というので、また行きたいと思います(笑)
既に来年の遠征計画に組み込みました。
と言いつつ もう行きたくなってたりしてレンタカー屋さんに(笑)
では また明日・・・(-_-)
ロッド:Gクラフト MSS-992ーTR MSS-1072-TR
リール:ダイワ 23ソルティガ400XH 19セルテート5000D
メインライン:東レ ジギングPEパワーゲームX8 1.5号 1.2号
リーダー:ショックリーダースムーズロックプラス 25LB
ルアー:BlueBlue 各種
コメント
いつも楽しみにブログを拝見しております。一つお聞きしたいのですが、戸澤さんはGクラフトのロッドを使用されていますが磯での釣行時のリーダーの長さを教えて頂きたいです。ガイド内に結束部は巻き込まない長さなのでしょうか?
THさん
はじめまして。
いつも閲覧ありがとうございます。
リーダーの長さは、磯だけでなく基本的に短いです。
長い時で1m程度。
短い時で30cm程度の時もあります。
どんなエリアでも結束部はトップガイドの中に巻き込んでいません。
返信ありがとうございます!
参考にさせていただきます。
今後も陰ながら応援しております!